日本に頭髪の未来を重ねる

 現在の日本では急速な少子化と高齢化が同時に進んでいます。主たる要因としては、出生率の低下と平均寿命の伸長ですが、それに合わせて人口減少が問題となっています。

 日本の人口は2008年の1億2,808万人をピークに減少傾向が続いており、2060年には8,674万人まで減少するとの予測が出ています。そのため様々な少子化対策が行われていますが、2019年の合計特殊出生率(1人の女性が一生の間に生む子供の数)は1.36で、4年連続で低下、出生数は86万5234人と、過去最少を記録しました。逆に死亡数は増加して138万1098人となり、出生数と死亡数の差である自然増減数は、51万5864人の減少と依然として緩やかな減少が続いています。

 今の日本の状態と自分の頭髪の状態がシンクロし憂鬱になります。出生数(生える毛)よりも死亡数(抜ける毛)が増加すれば人口(頭髪)は減ります。それを食い止めるために様々な少子化対策(育毛対策)を実施しているものの目に見える効果は得られず、今後の見通しについても緩やかな減少傾向に歯止めがかからない、といった状況でしょうか。

 爆発的な増加は望まないものの、現状維持をより長く続くよう、今の状態を自分が納得できる年齢までキープできるよう努力したいですね。40代ではまだまだ諦めたくはないですが、20年後の60代になったころ、はたして髪が惜しいと思うかどうか、そのくらいの年齢まで頑張りたいと思います。

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