「育毛剤」と「発毛剤」は一見するとよく似ていますが、実は目的や役割が明確に異なります。
育毛剤は、いま生えている髪の毛の維持および抜け毛を防ぐ効果があります。それに対して発毛剤は、新しい髪の生成を促し、毛量を増やす効果が期待されています。
育毛剤→抜け毛の予防
発毛剤→薄毛の治療
これだけでは何となくモヤモヤして判断に迷うところですが、育毛剤と発毛剤では決定的な違いがあります。それは「ミノキシジル」という成分が含まれているか否かです。「ミノキシジル」は、日本で唯一「髪を生やす成分」の外用薬として厚生労働省に認可されています。
毛を育てるのが「育毛」ならば、毛を発現させるのが「発毛」といったところでしょうか。ちなみに、「増毛」は薄くなった部分に人工的に髪を増やす方法、「植毛」は自毛や人工毛髪を毛穴に植えつける方法です。